リスのとっときおすそわけ

食をめぐるとっときの時間

ありそうでなかった上品のり弁【刷毛じょうゆ海苔弁山登り】

 

すてきなお弁当を振り返ろう。

9月の終わりにピクニックをすることになり、東京駅でお弁当選び。

かねてより気になっていた「海苔弁山登り」のお弁当をついにゲット!

※刷毛じょうゆが店名かと思ったら、海苔弁山登りが会社名らしい。

 

海苔弁山登りでは、「海」「山」「畑」の大きく三種類の海苔弁がラインナップされていて、東京駅エキュート店では他も数種類取り揃えてありました。

すべて海苔弁であることは共通で、メインのおかずが「海」なら鮭、「山」なら鳥の照り焼き、「畑」は蓮根餅というようにして個性を出しています。

 

悩んだけれど、今回は「畑」をいただきます。

 

 

バスで移動・・・

東京駅八重洲口からバスに乗ること一時間...千葉県佐倉にあるDIC川村記念美術館に到着。美術館だけど、敷地内に庭園があって、そこだけなら入場無料。お庭は結構広くて、中には噴水とか森もあります。

 

レジャーシートを敷いて、よいしょっと。

黒の紙で包まれて、高級感あります。

 

パカッ

刷毛じょうゆ海苔弁山登り「畑」(税込1,180円)

思わず歓声!とってもおいしそう。

「畑」の内容は左上から時計回りに、マッシュポテト、舞茸の天ぷら、蓮根餅、大学芋、ほうれん草のナムル。

 

食べて見ると・・・一品一品がとても優しい味付けで美味しい。お弁当のおかずって、どうしても味が濃かったり、油ぽかったりしがちだけど、ここのお弁当はおばんざい屋さんが手作りした料理のように優しい味付け。でも味がぼんやりしているわけではなく、使っている食材の良さをきちんと活かした調理方法だから美味しい。

蓮根餅はシャキシャキした歯ごたえ、ナムルはごま油のいい香りでご飯が進む味付けで、お芋が2つもあるけど飽きずに食べられます。

 

個人的には、大学芋がもともと好きじゃないので、どうかな〜と思って食べてみたら、大学芋特有の砂糖蜜はほとんど感じられず、とろっとした焼き芋みたいな調理法だったところに好感を抱きました。

 

食材の味が感じられて贅沢で幸せなお弁当でした。

 

 

余談:お外でご飯のすすめ

今回みたいに、ご飯を外で食べるのはとっても気持ちがいいのでおすすめです。

行くところが思いつかない日でも、好きなものを買って、家で食べる、じゃなくて、たまには気持ちがいい場所を探して食べると、それだけでリフレッシュできちゃいますよ〜 ちゃんとしたご飯でなくとも、コンビニのご飯・サンドイッチだっていいと思います。

 

これから寒い季節ですが、暖かい日があればお外に出てみてはいかがでしょうか。

DIC川村記念美術館にある庭園のテラス。設備もきれいで長居しちゃいそうです。

 

紹介したお店の情報

「海苔弁山登り」は築地が本社のようですが、東京駅、上野駅、品川駅、新橋駅のエキュートなどに店舗を構えているみたいです。

日本の家庭料理の味を食べたい方や、優しいお味が食べたい方に特におすすめですよ。

noriben-yamanobori.co.jp